みなさん、こんにちは!!
今回は「現在、取り組んでいる活動を紹介!!その2」ということで、昨日に引き続き、私が取り組んでいる活動をご紹介させていただきます(^^)/
山本山ネイチャーアカデミー
山本山ネイチャーアカデミー(任意団体)は、2021年に友人たちと一緒に設立した団体です。
この団体は、小千谷市にある山本山高原周辺で、人と自然をつなげる活動をしています。
現在行っているのは、鷹の渡りの観察会、野鳥観察、自然ガイド、スノーシューハイキング、白虹などの気象現象の調査、動植物の調査などです。
団体を設立した経緯
私自身、小千谷に通っていた時からこの山本山が大好きで、今でも都会から友人や来客があると必ず山本山を紹介して連れて行っています。
実は山本山には、他にはない貴重な動植物や自然現象が観察できます。
地元の方と話しをすると、「今までそんなこと知らなかったんや~」というようにあまり知られてはいません。
この貴重な山本山を守りつつも、たくさんの人に遊びに来てもらいたい。
ずっとそう思っていました。
そんな中、当団体の代表の星野雄軌氏と以前から「自然学習の機会を小千谷に作りたいよね」という話をしていたこともあり、自分たちで団体を作ってアクションしていこう!!ということで団体を設立することになりました。
彼は長野県の霧ヶ峰自然保護センターの自然公園管理員をしていた経歴もあり、専門知識が豊富で、特に鳥大好き人間です。しかし、団体の設立や運営に関しては不慣れなこともあります。反対に私は自然に関して細かい知識はないけれど、団体設立や運営を専門としているので、お互いに役割分担をしながら当団体を運営しています。
山本山ではこんな景色を見ることができます!!
私が考えるこれからの山本山の課題
当団体でいろいろな情報発信をしており、県外の写真家さんからお問合せなども増えています。知名度が上がることは非常に喜ばしいことですが、その反面で自然が破壊されたり、モラルなき行動やゴミの不法投棄など、さまざまな問題も生まれてしまいます。
ハード面の整備も重要ではありますが、自然を壊してしまっては意味がありません。
しかし、最も重要なのは、この山本山の自然に関しての調査やデータがないということです。
これまで小千谷市では自然環境に関して取り組む団体も少なく、また観光資源としての活用も最近になってからであり、山本山の実態がわからない状態なのです。
この素晴らしい山本山の自然をいつまでも後世に残していくためには、以下の5つのことが必要だと考えています。
①関係機関と連携した調査、記録、データの収集
②周辺地域や団体、行政、民間企業と一緒になった保全活動
③環境学習を通して正しく学ぶ機会や自然ガイドの提供
④正しい情報の発信
⑤これらをまとめる機関の設置(ビジターセンターなど)
まだまだ私たちの活動は小さいものですが、地道に活動を続け、いつまでもこの貴重な自然を有する山本山が残ることを心から願っています。
次回のお知らせ
次回は「現在、取り組んでいる活動を紹介!!【その3】」ということで、塩殿地域の方たちと一緒に設立した団体【塩殿地域活性化協議会】についてご紹介したいと思います。現在は地域おこし協力隊の豊田裕樹氏も加わり、町内の耕作放棄地の再活用などに取り組んでいます。
本日も、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします(^^)/