現在、取り組んでいる活動を紹介!!【その3】

活動紹介

みなさん、こんにちは!!
年度末になり、総会など忙しい時期になりましたね。
私も来年からは町内会の協議員の順番が来まして、いろいろと忙しくなりそうです。
行事やイベントも今年は少しずつ再開していく年になるのではないでしょうか?

さて、本日は活動紹介その3ということで、「塩殿地域活性化協議会」についてご紹介します!!

塩殿地域活性化協議会ってなに?

2021年度末に私の住む塩殿にて「塩殿地域活性化協議会」という団体を設立しました。
こちらの団体の設立や運営をさせていただいています。

この団体は、塩殿地域の自然環境整備や住民福祉、情報共有など、今後も塩殿町内が持続可能で住み良い地域にするための団体です。

現在、主に取り組んでいる活動は「耕作放棄地の再活用や整備事業」になります。
整備した耕作放棄地は、わらび畑として再活用しています。

みんなでひと休みしている写真

団体が設立した経緯

昔はたくさんの田畑が広がり、あんなに綺麗な風景だったのに・・・
なんとかしたいよな・・・

長年、この地域で過ごしてきた方々にとっては思い出深い場所。
そして「何とかしなくちゃ」と思っているけど、なかなか一歩が踏み出せなかった人は地域にはたくさんいると思います。

どこの地域でもある、ありふれた理由ですが、私たちが一歩踏み出せたのは「移住者の受け入れ」というきっかけがあったからです。

私自身もこの塩殿地域に移住してきた一人ですが、「地域おこし協力隊制度」を利用して塩殿地域では、過去に2名を受け入れています。そして、その2名は任期満了後も小千谷市内と塩殿町内に在住しています。

そして、一昨年の9月に新たに塩殿地域に地域おこし協力隊が着任し、塩殿地域での3人目の協力隊員として現在活動をしています。

さて「移住者の受け入れ」というきっかけは、変化を生むということです。
元旦や新年度など、何かと区切りがいいときは、何か目標を立てたり、チャレンジしてみたりしますよね。
私たちも同じで、新たに協力隊を受け入れようと町内で話があがったことをきっかけに、町内課題の掘り起こしや具体化をしたことにより、町内のために活動したいという方々が集まりました。

こうして「塩殿地域活性化協議会」が誕生しました。

とにかくひたすら草刈り作業

新たな発見と活動すべき理由が増えた

ひとつゴミが落ちていると、次々とゴミが増えていくといった現象が起こるという話を聞いたことがあります。
例えば、駐輪してある自転車のカゴに誰かがゴミを入れると、次々にゴミを捨てられてしまうといった現象です。

私たちが活動をはじめた頃、耕作放棄地や農道の草刈りをしていると、今まで気がつかなかったけど、草の中にたくさんの不法投棄があることに気がつきました。
また、狸やハクビシンなどの動物の住処など、鳥獣被害の原因となっていることも発見しました。

私たちは単純に美しい景観にしたいという動機が原点としてありますが、活動してみて新たな発見や連鎖的な課題が見えてきた体験でした。
また、同時に耕作放棄地の改善という活動をすることで、その他の問題の解決につながっているということにも気がつきました。

私たちは誰かの役に立っている」役割を感じられるというのは、こういった社会貢献的な団体を続ける上では非常に重要だと思います。
そういった意味では、この不法投棄に巡り合ったのは良いきっかけでした。

もちろん不法投棄はダメです。

しかし、怒り任せに犯人捜しや文句を言っていても何も解決はしないと思っています。
むしろ、ゴミを捨てようと思った人が躊躇して捨てるのをやめるくらい素敵な場所にしたいですね。
現実的な部分では、ごみを捨てられる場所を用意して案内してあげるといいかもしれません。
不法投棄禁止の看板や監視カメラで監視中の看板があちこちにある景観はあまり美しくないですよね・・・

昔は綺麗な田んぼがあった場所です

私たちにできることをコツコツと

大きなビジョンや夢は大切だと思います。
企業でもミッションやビジョンは目指すべきゴールを示す旗印になります。
団体支援の現場でもよくミッション・ビジョンづくりが重要という書籍やワークショップ、アドバイスがあると思いますが、それだけではうまくいかないと私は思っています。

よく、ワークショップでアイディア出しをしよう!

ということで各地域でもワークショップを開催していたり、実際に参加したことがある人も多いと思います。最初のステップとしては非常に効果的ですが、次のステップがないままだと「あれは結局どうなったの?」「毎回同じこと繰り返してない?」「ワークショップはもういいよ」ということになってないでしょうか?

あくまでワークショップとは、会議手法のひとつということを知ってもらいたいです。

では今、何が必要なのか?
小さなステップを作って、コツコツ一緒に続けること」だと思います。
この小さなステップを作る、企画・計画できるマネジメントが必要なのではないでしょうか?

私たち「塩殿地域活性化協議会」もすぐに結果がでない活動かもしれません。
失敗もするでしょう。
ですが、小さくできることを決めて、少しずつ達成していく。
何もしないで衰退するより、少しずつでも前進していれば数年後には今よりちょっと良くなっているはずです。

私たちにできることをコツコツを楽しみながらやっていきましょう(^^♪

地域おこし協力隊「豊田くん」トラクターも上手に乗りこなしてますの写真
次回のお知らせ

次回は【現在、取り組んでいる活動を紹介!!その4】ということで、おぢやクラインガルテンふれあいの里でスタートしたサンキューマーケットについてご紹介します!!

本日も、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします(^^)/

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